【北摂の絶景スポット】高槻市・今城塚古墳公園をてくてく ハニワがずらり並ぶ場所を歩いてみた。

高槻にハニワがずらり。

北摂自慢の絶景スポット「今城塚古墳公園」を歩いてみた

今城塚古墳公園は、高槻ではおなじみの場所。

「たかつきDAYS」1月号を読んでいて、
うつわの発祥が土器であり、ハニワも土器の一種という話があり、
ふらっと足を運びました。

ハニワも土器も、同じ“土”から生まれたもの。
そんなことを思いながら歩く古墳は、
やっぱり何度来てもおもしろい。

ハニワがずらり。今城塚古墳公園ってどんなところ？

公園内には、
人や家、動物など、いろんなハニワが並んでいて、
歩いているだけで、自然と目に入ってきます。

今城塚古墳公園は、
ただ見るだけで終わらない場所。

「歴史はちょっと苦手…」という人でも大丈夫。
散歩するだけでも気持ちいい、
北摂自慢の絶景スポットです。

カメラを向けずにはいられない景色と一緒に、
今城塚古墳の魅力をレポートします。

ハニワから、はじまる時間

最初は
「かわいいな」「ちょっと不思議」
くらいの気持ちで見ていたのですが、
実は、ちゃんと意味をもって並べられていたそうです。

ハニワは1500年前の「SNS」だった！？
並び方に隠された驚きのメッセージ

この整然と並ぶ190点以上のハニワ。
「昔の人は、かわいい飾りが好きだったのかな？」
と思いがちですが、実は単なる飾りではありません。

「ここで、こんなに盛大な儀式を行った」
「これだけの人を集められる、新しい王はすごい」

そんな存在感を、視覚的に伝えるためで、
いわば、1500年前のSNSのようなものだったようです。

ここでは、レプリカのハニワに気軽に触れることができます。

そっと手を伸ばすと、スッと握手してもらってる風になりますし、

ちょっと呼び止めてみたりできます。

馬のハニワにまたがって記念撮影もできます。
ちなみに、大人も乗ってみることもできるそうですが・・・念の為、そっと乗ってください。

この中高年に親しみのあるぽっちゃり体型のハニワは、お相撲さんを表しているそうです。

今城塚古墳の全体像がひと目でわかるオブジェ

紅葉に馴染む、円筒埴輪。

散歩している人もたくさんいて、
のんびりした空気が流れています。

円筒埴輪に描かれていた舟の絵。
今城塚古代歴史館のロゴのモチーフにもなっています。

 

今城塚古墳公園

今城塚古代歴史館｜本物のハニワが見られる場所

今城塚古墳のすぐ隣にある今城塚古代歴史館。

公園に並んでいる埴輪はレプリカですが、 本物の埴輪は、この資料館の中で見ることができます。

今城塚古墳（いましろづかこふん）で見つかった家形埴輪は、「日本最大」の家形埴輪として知られています。

可愛いなと思った、巫女形ハニワ。
足の飾りやネックレス、ファッションも可愛い。

よく見るとシルエットがすごく綺麗で素敵。

 
ところどころに登場するアニメーション映像も、 ほっこり癒されるポイントです。

体験できる

館内では、

・ハニワ作り体験
・勾玉づくり体験

なども開催されています。

開催予定は「たかつき歴史WEB」をチェックしてみてください。

施設の中を探検

授乳室もあります。

ケッタイさん文庫コーナー

記念撮影できるパネルも。

お土産の手ぬぐいも可愛い！

高槻市のマスコットキャラクター「はにたん」もいます。

トイレのマークまでハニワなのは、ぜひ注目してほしいポイントです。

 

今城塚古代歴史館（いましろ 大王の杜）

ここが「ハニワのふるさと」！？

今城塚古墳から車で約8分。
（※駐車場はありません）

ここは、約1500年前にハニワが実際につくられていた
工場跡の新池ハニワ工場（こうば）公園です。

全国にハニワの窯（かま）は数多くありますが、
「大王のハニワを焼いていた」とはっきり証明されている場所は、
実はここだけ。

ハニワの工房や窯跡が復元・展示されています。

公園内にも、ハニワのレプリカがあって楽しめます。

100年間も続いた「ハニワの巨大工場」

約100年にわたって稼働し、 今城塚古墳や太田茶臼山古墳など、 北摂エリアの重要な古墳にハニワを供給していたそうです。

公園の看板も可愛くて

漫画も見応えがあります。

 

新池ハニワ工場公園/ハニワ工場館

 

たかつきDAYSを読んで、気になったスポットへ行ってきました

高槻市広報誌「たかつきDAYS」を見て行ってきました。

この記事は、たかつきDAYSとのコラボ企画としてお届け！
（記事の内容は、北摂てくてくの取材・制作によるオリジナルです。）
たかつきDAYSを読んで、心ひかれたものやスポットを、北摂てくてく目線で綴っていきます。